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自動車保険の等級と引き継ぎ!家族間や乗り換えではどうなる?
自動車保険の保険料に大きく関わる等級。もし20等級に近いような高い等級をお持ちなら、その等級を家族間や乗り換えの際に引き継げないものかと考えるものです。
そこで今回は、等級の引き継ぎに関する以下の様なコンテンツをお届けします。
● 家族間での等級の引き継ぎについて
● 自動車保険の乗り換えと等級
● 車の買い替えで自動車保険の等級は引き継げる?
ではさっそく、自動車保険の等級についての情報をチェックしていきましょう。
自動車保険の等級は、家族間や乗り換えの際に引き継げるの?
自動車保険の等級について知ることで、保険料の節約が可能になることもあります。
もし家族間での引き継ぎや車保険の乗り換えの際の引継ぎを検討しているのであれば、こちらの情報はきっと参考になるはずです。
家族間で等級を引継ぎ保険料を節約
18歳で免許を取得して初めて自動車保険に加入するという場合、等級は6等級、そして年齢条件は全年齢補償となってしまうため、その2つの条件が組み合わさることで保険料が非常に高くなってしまいます。
そのような場合オススメなのが「家族間での等級の引き継ぎ」です。自動車保険の等級は条件を満たせば家族間での等級の引き継ぎが可能になります。
もし親御さんの等級が20等級であれば、以下の様な形で保険料を節約することができます。
入替なしで保険契約した場合
親:20等級 保険料3万5000円
子:6等級 保険料18万7000円
→合計 22万2000円
入替ありで保険契約した場合
親:6等級 保険料5万4000円
子:20等級 保険料8万8000円
→合計 14万2000円
実に8万円もの差額が生じました。この差額は等級などの条件で変わりますが、それでも引き継ぎをするのとしないのとでは保険料に大きな差が出る可能性は高くなります。
等級の引き継ぎができる条件
等級の引き継ぎをするためには、以下の条件を満たしていなくてはなりません。
車を新たに購入する
子どもが車を運転するようになれば、車の所有台数が増えることもあります。
等級の引き継ぎは、そのように車の所有台数が増えるときに行うのが基本です。
車を廃車にする
等級の引き継ぎは新たに車を取得したとき以外でも行えます。
例えば親御さんが車の運転をやめるときなど、車を廃車にする予定があった場合はその車で等級の引き継ぎをすることもできます。
また等級の引き継ぎにあたっては、上記のいずれかを満たした上でさらに以下のいずれかにも該当している必要があります。
● 契約者の配偶者(内縁関係でも可)
● 契約者の同居の親族
● 配偶者の同居の親族
子どもは親族として扱われますが、たとえ子どもであったとしても同居していない状況では等級の引き継ぎはできません。
したがって子どもが近々一人暮らしをするといった場合には、同居中に手続きを済ませる必要があります。
保険会社の乗り換えと等級の引き継ぎ
保険会社の乗り換えを行ったとしても、問題なく等級を引き継げることが多いです。しかしここで注意したいのが「共済保険」です。
「教職員共済」や「全済団」、「全自供」といった共済保険だと、保険会社によっては等級の引き継ぎ不可となってしまうことがあります。
なお「JA共済」「全労済」に関しては、同じ共済保険でもほとんどの保険会社が「引き継ぎ可能」としているため安心ですが、それ以外の共済保険をご利用中の方は引き継ぎには注意しておきましょう。
高い等級をお持ちなら、それを生かして自動車保険の乗り換えを行いたいですから、移行先の保険会社で引き継ぎが可能かどうかを確かめることも重要です。
車の保険の等級は車を買い替えても引き継げる?
車を買い替えた場合、等級の引き継ぎは可能になるのでしょうか?最後に、気になるそのあたりの情報をチェックしていきましょう。
車を買い替えても安心!等級は引き継げます
車を買い替えたとしても、安全運転の賜物である高い等級による恩恵が失われることはありません。
家族間でも等級の引き継ぎが可能なくらいですから、車の買い替えでも主な運転者に変わりがなければ問題なく等級を引き継いでいただけます。
そして車を買い替えた際には「車両入替」の手続きをすることも忘れてはいけません。
これをしないと新たに購入した車は無保険状態になるため、その車で事故を起こしても保険金が出なくなります。
なお、車両入替をすることによって保険料が安くなったり高くなったりすることがあります。
自家用普通車と自家用小型乗用車の保険料には「型式別料率クラス」が関係し、その料率クラスは毎年見直されています。
ですから仮に同じ車種に乗り替えたとしても、その車種の料率クラスがアップしていれば保険料も高くなってしまうのです。
この点は、車を乗り替える際にはあらかじめ理解しておく必要がありますね。
さて今回は、「自動車保険の等級」をメインテーマとして幅広い情報をお届けしてきました。
もし、「等級が上がっているのに保険料があまり変わらない」と悩んでいるのなら、「自動車保険の見直し」にも是非注目してみてくださいね。
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