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名義変更で自動車保険の等級はどうなる?引き継ぎ?リセット?
自動車保険の等級引継ぎにはいくつか条件がありますが、複雑で分かりづらい部分も多いかもしれません。
たとえば、名義変更をした場合等級はどうなってしまうのか、疑問に思われる方も多いのではないでしょうか。
● 「自動車保険の名義を変更すると、今までの等級はリセットされる?」
● 「何等級でもルールは同じ?」
● 「等級を引き継いで名義変更するには?」
● 「別居している家族でも、名義変更や等級引継ぎはできるの?」
このような疑問をお持ちの方のために、今回は自動車保険の名義変更と等級引継ぎについて分かりやすくご紹介します。
高い等級をお持ちの方もそうでない方も、参考にしていただける情報をまとめましたので是非ご覧ください。
自動車保険における名義と等級の基礎知識!
自動車保険の場合、一つの契約に対し名義人は必ずしも一人ではありません。場合によっては、同じ契約に名義人が3人というケースも考えられます。
名義変更には3種類ある!
自動車保険においての名義人とは以下の3種類に分けられます。
@契約者(保険料の支払い義務を負い、契約に関する手続きを行う)
A記名被保険者(契約自動車を主に運転する人)
B車の所有者(契約自動車を所有・管理している人)
この中で等級引継ぎに関わってくるのはA記名被保険者、B車の所有者です。@契約者はあくまで保険料を支払ったり各種手続きを行う人という位置づけのため、等級継承には関係ありません。
ですから、今回はA記名被保険者とB車の所有者の視点から、名義変更と等級の引継ぎについて見ていきましょう。
等級引継ぎの基本
ノンフリート等級は1〜20等級までありますが、今まで自動車保険に加入したことのない方が初めて保険に加入する場合は6等級からスタートします。
条件によってはセカンドカー割引が適用され、7等級からのスタートとなる場合もあります。
6等級以上なら保険料の割引率も大きくなるため、家族の高い等級を引き継いで保険に入るという方も多いと思います。
基本的に6等級以上の等級が引き継げる期間は、保険終了日の翌日から7日以内です。
この期間を過ぎても新たな保険に加入しない場合は、たとえ20等級あったとしても一気に6等級まで戻ってしまいます。
ですから、保険の乗り換え時などは、前回の保険の終了日の翌日から7日以内に申込手続きをしなければなりません。
しかし、車の売却などの理由でしばらく保険が不要な場合は、いくつか条件はあるものの、等級を維持しておくための中断手続きをすることも可能です。
記名被保険者を家族に変更しても、等級は引き継げるの?
まずは家族間で名義変更した場合の等級継承についてご説明します。
等級が引き継げる範囲とは?
等級が引き継げるのは、記名被保険者の配偶者、または記名被保険者とその配偶者のいずれかと同居している親族のみです。
上記の関係性にある方であれば、記名被保険者を変更しても今までの等級をそのまま引き継ぐことができます。
記名被保険者の親族であっても、別居している場合は自動車保険においては他人とみなされるため、残念ながら等級は引き継げません。(配偶者は別居可)
それだけでなく、別居の親族間では記名被保険者の変更自体が不可能となっています。
名義変更によって等級がリセットされるケースとは?
今度は名義変更をすることで等級がリセットされる場合を見ていきましょう。
他人から車を譲り受けた時
別居している家族または友人などから車を譲り受け、その車で自動車保険に加入する場合もあるかと思います。
たとえばこれが他人ではなく、同居の親族から譲り受けた車であれば、車と一緒に等級も引き継ぐことになります。
しかし、今回は他人ですのでそもそも等級の引継ぎ範囲には含まれず、必然的に等級はリセットされ最初の6等級からスタートとなります。
この時、車の所有者に関してはもともとの車の持ち主のままでもいいのか、または本人に名義変更をする必要があるのか保険会社によって異なります。
詳しくは各保険会社に問い合わせをしてみてください。
他人でも等級がリセットされないこともある?
先ほど他人から車を譲り受けた場合、等級は引き継げないとご説明しました。しかし、これには実は例外もあります。
それは譲り受けた車に付いていた等級が5等級以下だった場合です。5等級以下のケースでは、等級がリセットされ6等級に戻るまでに13ヵ月という期間が必要です。
そしてこれは親族か他人かによらず、全ての場合に同じルールが適用されます。6等級以上の良い等級はリセットになるのに、5等級以下の低い等級は他人でも引き継がなければならないので、なんだか理不尽な気もしますよね。
ですが、これには簡単な解決方法があります。それは譲り受けた車の名義を自分に変更することです。
保険会社によっては、車の所有者に特に制限が無い場合もあり、他人の名義のままでも保険に加入することはできます。
しかし、あらかじめ車の所有者を自分名義に変えておけば、5等級以下の等級でも引き継ぐ必要はなくなり、新規の6等級で保険に入ることができます。
あくまでこれは他人や別居の親族から車を譲り受ける場合ですので、同居の親族についてはこのルールは適用外です。
等級が引き継がれるかリセットされるかは、親族なのか他人なのか、また何等級かによっても変わってきます。
保険料を少しでも安くするためにも、良い等級はできるだけ引き継ぎたいですよね。等級の引継ぎに疑問を感じた際は、是非これを参考にしてみてください。
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